高橋 智子（Tomoko Takahashi)

こんにちは、大阪府岸和田市在住のフォトグラファー、高橋智子です。
年の離れた娘と息子の子育てをしながら、日々カメラと向き合い、かけがえのない“今”を写真という形で残しています。

私が写真の世界に惹かれたきっかけは、娘の誕生でした。
2009年3月からスクラップブッキングというクラフトアートを始め、約12年間、娘の写真を使って作品を作り続けてきました。
そして息子が生まれたことで、「もっと写真そのものを学びたい」「より美しく残したい」という気持ちが強くなり、2021年8月より本格的にカメラを始めました。

撮影を重ねるうちに、写真の奥深さと面白さにどんどん魅了され、
「こんな場所で撮りたい」「こんな表情を残したい」という想いが自然とあふれてくるようになりました。
中でも、初めて海外の写真に触れたときの衝撃は今でも忘れられません。
その色彩や世界観に感動し、私も“海外のような色味”を目指すようになりました。

実は子どもの頃、アメリカ・サンフランシスコで暮らしていた経験があり、
その中で自然と培われた色の感覚が、現在の写真表現やレタッチにも活かされています。

私は特に、自然で落ち着いたアーストーン（ブラウンやディープな暖色系）を取り入れた、温かみのある写真が好きです。
まるで一枚の絵画のように、やさしい光と空気を丁寧に写し込めるよう、一体感や奥行きを意識しながら、一枚一枚を大切にレタッチしています。
そのため、時には1枚の写真に何日もかけて仕上げることもあるほど、細部にまでこだわっています。

「ありのままの美しさ」と「今だけの可愛さ」を、永遠に残る一枚へ。
リリービーンズの写真が、皆さまの心にそっと寄り添えるような存在になれたら嬉しいです。